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平成三十年七月十八日提出質問第四八四号
リサイクル資源化事業に関する質問主意書
提出者 松原 仁
リサイクル資源化事業に関する質問主意書
各地方自治体が分別収集によりごみ減量の促進を図り、様々な資源化施策に取り組む一方で、収集運搬や資源化にかかるコストは膨大な金額である。今後、資源化の方法によっては、海外の廃棄物輸入制限により、資源化経費や売却収入に影響が出る。さらに、資源化経費の増大に伴い、逆有償の状態が続くと、リサイクル資源化事業として成り立たなくなることも懸念される。
一 中国による鉄、金属等の固形廃棄物の輸入規制の動きが見られる中、日本国内での固形廃棄物の滞留が進むとみられる。政府として、こうした現状に対する危機感を持っているか。
二 日本国内に滞留する固形廃棄物の処理方法として、中国への輸出に代わる手段を検討しているか。検討している場合、どのような方法を主な手段として想定しているか。
右質問する。