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令和六年十一月十一日提出質問第四七号
選択的夫婦別姓制度に関する質問主意書
提出者 中谷一馬
選択的夫婦別姓制度に関する質問主意書
一 石破茂総理大臣は、七月二十九日の民放番組において、「夫婦が別姓になると家庭が崩壊するとか、よく分からない理屈があるが、やらない理由がよく分からない」旨を述べたとされており、選択的夫婦別姓制度の導入に対して賛成の考えを示しているが、石破内閣で選択的夫婦別姓制度を実現するのか否か、石破内閣の見解を伺いたい。
二 選択的夫婦別姓制度の実現を石破内閣で行う場合にはいつ民法の改正に着手する予定であるのか、石破内閣の見解を示されたい。
三 選択的夫婦別姓制度については、経済界や関係団体から早期導入を求められており、喫緊の課題である。しかしながら、石破茂総理大臣は、第二百十四回国会における所信表明演説では選択的夫婦別姓制度について一言も触れず、また、同演説に対する吉田はるみ議員の質疑への答弁では、「国民各層の意見や国会における議論の動向等を踏まえ、更なる検討をする必要があると考えている」との従来の答弁を繰り返すばかりで、一向に議論を前に進めようとしていない。選択的夫婦別姓制度に関する議論は国民生活に直結する極めて重要な議論であるため、国民の生活を第一に考え、石破内閣が早期に国会に法案を提出した上でしっかりと議論を行い、結論を出すべきであると考えるが、如何か。石破内閣の見解を確認したい。
右質問する。