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令和七年八月一日提出
質問第一八号

外国勢力によるSNS等を通じた選挙への介入に関する質問主意書

提出者  中谷一馬




外国勢力によるSNS等を通じた選挙への介入に関する質問主意書


 政府はこれまでも、我が国の選挙の自由・公正を確保する観点から、選挙に関する不当な影響を排除するための取組を行ってきたものと承知している。
 しかし、令和七年七月に実施された第二十七回参議院議員通常選挙においては、SNS上を中心に、外国勢力による情報操作、世論誘導、偽情報の拡散など、いわゆる選挙介入が行われたとの疑念や指摘が専門家や報道機関からなされている。
 米国などの諸外国では、SNS等を通じた外国勢力によるいわゆる選挙介入が深刻な民主主義への脅威と受け止められ、情報機関による調査や報告、プラットフォーム規制、対抗措置などの法整備が進んでいる。
 我が国の民主主義を守るためにも、政府は実態解明と法的・制度的対応を急ぐべきと考えることから、以下質問する。

一 当該選挙に関連して、外国勢力によるSNS等を通じたいわゆる選挙介入の実態を、政府として調査し、その結果を公表する考えはあるか。
二 平将明デジタル大臣は同月二十二日の閣議後の記者会見で、外国勢力による選挙介入について「ネットの発達や、生成AIの発達によって、そういう素地が出来上がってきた」「しっかり対策をしていかなければいけない」「政府の体制もまだまだ十分ではないと思いますし、もしかしたら新しい法律が必要かもしれませんので、外国の事例などをしっかりと学んで、論点整理などをする必要がある」と語っている。
 1 この発言を受けて、政府内で何らかの協議や対策検討を行った事実があるか。あるとすればその内容の詳細を示されたい。
 2 政府として、今後外国勢力による選挙介入に対してどのような対策をするべきであると考えているか、見解を伺いたい。
三 SNS等を通じた選挙介入に限らず、選挙の自由と公正を守るために、外国勢力による干渉から我が国の選挙を防衛していくことが重要である。政府としての基本的な方針と今後の見通しを示されたい。
 
 右質問する。

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