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令和七年十二月十一日提出質問第一五六号
北朝鮮の人権状況に関する国連報告書及び拉致問題に関する質問主意書
提出者 松原 仁
北朝鮮の人権状況に関する国連報告書及び拉致問題に関する質問主意書
国際連合人権高等弁務官事務所が、本年九月、人権理事会に提出した北朝鮮の人権状況に関する報告書は、北朝鮮による日本人拉致問題について、「審査対象の期間中、強制失踪及び拉致問題で進展は見られなかった。複数の報告によると、外国人の失踪及び拉致事件は、被害者の出身国において捜査が継続しているにも関わらず、未解決のままである。被害者は高齢化しており、一部の家族は既に他界している。二千十四年のストックホルム合意において、朝鮮民主主義人民共和国政府は、拉致被害者を含む国内の全ての日本人に関する調査を実施することに同意したが、二千十六年、この調査を中止すると発表した。それ以来、朝鮮民主主義人民共和国は、拉致問題は解決済みであるとの主張に戻っている。」とした。
本報告書及び日本人拉致問題について、政府の見解如何。
右質問する。

