答弁本文情報
平成二十二年四月十三日受領答弁第三五四号
内閣衆質一七四第三五四号
平成二十二年四月十三日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出いわゆる密約問題について外務省において保管されているはずの文書が破棄されている件に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出いわゆる密約問題について外務省において保管されているはずの文書が破棄されている件に関する再質問に対する答弁書
一から三までについて
岡田克也外務大臣は、いわゆる「密約」問題に関する有識者委員会報告書(以下「報告書」という。)並びに平成二十二年三月十九日及び四月二日の衆議院外務委員会における参考人(以下「参考人」という。)に対する質疑等で指摘された外交文書の欠落の問題について、その事実関係を調査・確認するため、外交文書の欠落問題に関する調査委員会(以下「調査委員会」という。)を設置した。調査委員会の構成員は、岡田克也外務大臣及び武正公一外務副大臣のほか、調査の専門性と客観性を確保するため、外部委員として、宇賀克也東京大学教授及び波多野澄雄筑波大学教授が加わっている。外務省としては、今後、調査委員会において、報告書及び参考人に対する質疑等を精査した上で、関係者からの聞き取り等を実施し、速やかに調査結果を公表したいと考えている。