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答弁本文情報

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平成二十八年四月八日受領
答弁第二二六号

  内閣衆質一九〇第二二六号
  平成二十八年四月八日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員緒方林太郎君提出農業におけるコスト削減、体質改善に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員緒方林太郎君提出農業におけるコスト削減、体質改善に関する質問に対する答弁書



一について

 お尋ねの「牛肉生産における生産コスト、飼料コスト」が具体的に何を指すのか必ずしも明らかではないが、農林水産省の「農業経営統計調査」によれば、例えば、去勢若齢肥育牛生体百キログラム当たりの生産費については、平成七年度と平成二十六年度を比較した場合、生産規模の拡大等により労働費が四割程度減少しているものの、国際的な飼料穀物価格の上昇等により配合飼料を含む飼料費が六割程度増加していること等から、生産費の合計は二割程度増加している。

二について

 平成二十八年三月二十五日の衆議院内閣委員会における伊東農林水産副大臣の答弁における「体質強化策」は、「総合的なTPP関連政策大綱」(平成二十七年十一月二十五日TPP総合対策本部決定。以下「大綱」という。)Uの3の(1)の@に掲げる「次世代を担う経営感覚に優れた担い手の育成」等の対策を指すものと承知している。これらの対策は、昨年十一月に決定された大綱に基づき講じていくものであることから、お尋ねの「過去二十年、体質強化策によってどのような改善が図られたか」についてお答えすることは困難であるが、政府としては、これらの対策を集中的に講ずることにより、力強く持続可能な農業構造の実現等を図っていく考えである。



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