答弁本文情報
平成三十年四月六日受領答弁第一八七号
内閣衆質一九六第一八七号
平成三十年四月六日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員逢坂誠二君提出麻生財務大臣の「人民裁判をやっているわけではない」との発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員逢坂誠二君提出麻生財務大臣の「人民裁判をやっているわけではない」との発言に関する質問に対する答弁書
一から四までについて
平成三十年三月二十八日に行われた記者会見における「まず基本として個人の証人喚問のことに関して拒否する権限がありますから。これは人民裁判をやっているのではないのですから。マスコミによるつるし上げでもないのだから。間違いなく本人の権限をきちんと維持してもらわなければなりませんから当然のこととして彼はそういった、自分の立場を考えながら言うのが当然なのだと私はそう思いました。」との麻生財務大臣の発言は、同月二十七日の参議院予算委員会及び衆議院予算委員会における佐川証人の対応について、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律(昭和二十二年法律第二百二十五号)第四条第一項の規定において認められた制度を踏まえた対応であることを述べたものであり、「発言することは極めて不適切」及び「今後の財務省の内部調査に影響を及ぼす」との御指摘は当たらない。