衆議院

メインへスキップ



答弁本文情報

経過へ | 質問本文(HTML)へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(PDF)へ
令和二年二月二十八日受領
答弁第六二号

  内閣衆質二〇一第六二号
  令和二年二月二十八日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員初鹿明博君提出石木ダム水没予定地川原地区に川棚海軍工廠が疎開していたことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員初鹿明博君提出石木ダム水没予定地川原地区に川棚海軍工廠が疎開していたことに関する質問に対する答弁書


一から四までについて

 川棚海軍工廠について、防衛省防衛研究所において、同工廠に関連する可能性がある旧海軍の史料を確認したところ、同工廠の一部は長崎県東彼杵郡川棚町川原地区に疎開していたとみられるが、現時点において、当該疎開の際に同地区住民の土地が接収されたことは確認できていない。他方、同町からは、同町発行の「川棚の歴史遺産戦時遺構めぐり」において戦時遺構とされている「川棚海軍工廠跡」(以下「川棚海軍工廠跡」という。)は、石木ダム建設事業の用に供する土地には所在していないと聞いている。
 いずれにせよ、同事業については、治水及び利水の観点から必要であることや地元自治体等からの要望を踏まえ、二級河川川棚川水系川棚川の河川管理者である同県及び水道事業者である同県佐世保市が実施している事業であると承知している。また、川棚海軍工廠跡の保存や小学校及び中学校の教育における活用については、同町及び同町教育委員会において適切に検討されるべきものと考えている。

経過へ | 質問本文(HTML)へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.