答弁本文情報
令和二年六月二十三日受領答弁第二五一号
内閣衆質二〇一第二五一号
令和二年六月二十三日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員丸山穂高君提出パブリック・ディプロマシーに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員丸山穂高君提出パブリック・ディプロマシーに関する質問に対する答弁書
一及び二について
お尋ねの「パブリック・ディプロマシー」は極めて広い概念であり、一概にお答えすることは困難である。
三及び四について
令和二年度及び令和元年度の外務省予算の内容のうち、「パブリック・ディプロマシー」に関するものを特定する整理は行っておらず、お答えすることは困難である。
五について
お尋ねの「日本の正しい姿」は極めて広い概念であり、一概にお答えすることは困難であるが、例えば、令和二年版外交青書では、「日本の正しい姿を含む政策や取組の発信」について、「主に国際社会の平和安定・繁栄や法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に対する日本の貢献への理解、歴史認識や領土保全の問題に対する理解の促進などを念頭に」取り組むものであるとしている。
六について
令和二年度及び令和元年度の外務省予算の内容のうち、「日本の正しい姿」に関するものを特定する整理を行っておらず、お答えすることは困難である。
七について
平成二十九年度から令和元年度までの各年度における各ジャパン・ハウスへの来館者数は、平成二十九年度は、サンパウロが約七十一万人、ロサンゼルスが約二万人、平成三十年度は、サンパウロが約七十一万人、ロサンゼルスが約二十二万人、ロンドンが約四十一万人、令和元年度は、サンパウロが約六十六万人、ロサンゼルスが約十八万人、ロンドンが約四十九万人であった。
各ジャパン・ハウスが実施した様々な課題に関する講演会・セミナー等については、お尋ねの「領土、歴史認識に関するもの」の具体的な範囲が明らかではなく、お答えすることは困難である。
現在までのジャパン・ハウスの成果については、幅広い層に対して日本の多様な魅力並びに政策及び取組を発信するための様々な事業を行うことにより、所期の目的を達成していると評価している。