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答弁本文情報

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令和七年二月二十一日受領
答弁第五一号

  内閣衆質二一七第五一号
  令和七年二月二十一日
内閣総理大臣 石破 茂

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員有田芳生君提出日朝赤十字会談に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員有田芳生君提出日朝赤十字会談に関する質問に対する答弁書


一及び三について
  
 お尋ねの日朝赤十字会談は、平成二十六年三月三日に開催された日朝赤十字会談のフォローアップとして、戦後未解決の人道上の問題である日本人の遺骨の問題や、墓参等の問題について協議するために開催されたものであり、このような趣旨を踏まえて日本政府関係者も同席した。

二について
  
 お尋ねについては、日朝両赤十字間の会談に関することであり、政府として網羅的にお答えすることは困難であるが、日本政府からは、現時点で確認できる限りでは、外務省アジア大洋州局の職員三名及び厚生労働省社会・援護局の職員二名が同席した。

四について
  
 お尋ねの「北朝鮮側がこの会談に出席した目的」については、政府としてお答えする立場にない。

五から七までについて
  
 お尋ねについては、日朝両赤十字間の会談に関することであるところ、御指摘の「日本赤十字社から」の「提案」や「話合い」等について、政府として確定的にお答えすることは差し控えたい。また、御指摘の「この会談」における日本政府関係者の発言等に関しては、日朝間の協議の内容に関わる事柄であり、これを明らかにすることにより、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。

八について
  
 お尋ねの「非公式政府間協議」においては、日朝政府間協議の状況等について意見交換を行い、同協議を再開する方向で調整していくことで一致した。

九について
  
 お尋ねの「政府は、ストックホルム合意に明示されている日本人の諸問題解決のために、これからも日朝赤十字会談を開催する」及び「ストックホルム合意に明示されている日本人の諸問題解決のために、すでに日朝赤十字会談を開催している」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではなく、また、お尋ねについては、いずれも日朝両赤十字間の会談に関することであり、当該会談を政府が開催することを前提としたお尋ねであることから、お答えすることは困難である。

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