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昭和二十八年七月十六日提出質問第三五号
舗装道路の完成促進に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十八年七月十六日
提出者 山田長司
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
舗装道路の完成促進に関する質問主意書
栃木県佐野市堀米町及び犬伏町は、一直線の(延長約一里半)町並で、最近非常に自動車交通量が激増して、乗用車、トラツク、大型バス、オート三輪、オートバイ等一日約六百台を下らない交通量であり、晴天の日には、ほこりが舞い上がつて、一、二間先はまるで見えない有様であり、また雨天の日は、でい水をはね飛ばして、両側の家には一年を通じて表の戸、障子を全く開けることができない状態で、衛生上、健康上一時も裕余できない現状である。(沿道に全々人家のない佐野市大橋町から足利郡堺までは完全舗装がしてある。)如何なる理由から両町が舗装せず放置してあるのか。
一 政府は佐野市堀米町から犬伏町の沿道住民がちりとでい水に悩まされているのに、いつまで道路を舗装しないで放置しておくのか。
二 舗装計画の有無と予算の概要如何。
右質問する。