令和4年10月26日(水)から29日(土)まで、第30回アジア・太平洋議員フォーラム(APPF)総会が、バンコク(タイ)において開催されました。日本国会代表団として、衆議院からは、山口壯衆議院議員(団長)、中曽根康隆衆議院議員及び原口一博衆議院議員が参加しました。
27日の第1回本会議では、政治及び安全保障に関する問題が議題とされ、日本国会代表団から提出した決議案に即して、原口議員は朝鮮半島における完全な非核化及び平和の達成等について、中曽根議員は核兵器不拡散条約に基づく核不拡散体制の維持・強化の必要性について、山口議員は早急な国連改革の必要性について、それぞれ発言を行いました。
同日に開催された若手議員会議においては、「誰一人取り残さないためのアジア・太平洋地域の若手議会人の関与」をテーマとして議論が行われ、中曽根議員は、「思いやりの循環」を生み出すことの重要性を中心に、誰一人取り残さない社会の実現に向けた決意を述べました。
28日の第3回本会議では、アジア・太平洋における地域協力が議題とされ、中曽根議員は、地域の観光を再活性化させるための我が国の取組等について発言を行いました。
会議においては、我が国を含む各国から決議案が提出され、各議員は、ワーキンググループ及び起草委員会における各決議案審議に参加しました。
28日の最終本会議において、11本の決議が採択されるとともに、山口団長を含む各国代表による共同コミュニケへの署名式が行われました。
団長 | 山口 壯 | 衆議院議員 | (自由民主党) |
中曽根 康隆 | 衆議院議員 | (自由民主党) | |
原口 一博 | 衆議院議員 | (立憲民主党・無所属) | |
副団長 | 松川 るい | 参議院議員 | (自由民主党) |
新妻 秀規 | 参議院議員 | (公明党) |