令和4年3月20日(日)から24日(木)まで、第144回IPU(列国議会同盟)会議が、ヌサ・ドゥア(インドネシア)において開催されました。日本国会代表団として、衆議院からは田中和徳衆議院議員及び近藤昭一衆議院議員が参加しました。
本会議では、「ゼロに向けて:気候変動に対処するための議会の結集」をテーマとした一般討議において、田中議員が、衆参両院による「気候非常事態宣言決議」や日本政府の取組について発言するとともに、ロシアによるウクライナ侵攻を非難しました。
また、評議員会において、田中議員は、IPUの2021年度決算に関連して、IPUに対し効率的な財政運営等を求める発言を行いました。
平和及び民主主義に関する委員会(第1委員会)においては、決議案「永続的な平和を促進するための和平プロセスへの取組の再考及び再構築」に関する審議が行われ、近藤議員は、国連憲章や日本国憲法に触れ、平和主義及び国際協調主義に立脚した、国連を中心とする国際的な共存を目指す安全保障体制への取組の重要性について発言しました。
会議の成果として、本会議において、緊急追加議題「国際法、国連憲章及び領土保全を尊重したウクライナにおける戦争の平和的解決」に関する決議を含む3本の決議が採択されるとともに、一般討議の成果文書が承認されました。
団長 | 田中 和徳 | 衆議院議員 | (自由民主党) |
近藤 昭一 | 衆議院議員 | (立憲民主党・無所属) | |
副団長 | 中西 哲 | 参議院議員 | (自由民主党・国民の声) |
鉢呂 吉雄 | 参議院議員 | (立憲民主・社民) |