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請願情報


請願名「介護保険制度の改善を求めることに関する請願」の情報
項目 内容
国会回次 210
新件番号 205
請願件名 介護保険制度の改善を求めることに関する請願
請願要旨  介護保険は施行二十二年を経過したが、必要なサービスを利用できない実態が広がっており、家族介護を理由とした介護離職も高止まりである。介護事業所では、深刻な人手不足と低い介護報酬の下での経営難が続いており、コロナ禍はこうした事態を一層加速させている。政府は、二〇二三年通常国会に向けて介護保険見直しの検討を進めているが、負担増と給付削減の提案が目白押しで、利用者と事業者に更なる矛盾、困難を押しつけるものであり認めることはできない。二〇二二年二月から新たな介護従事者の処遇改善が開始されているが、全産業平均給与との差を埋めるには程遠い水準で、ケアマネージャー、訪問看護師、福祉用具相談員などが対象外とされているなど職場に混乱と分断を持ち込む内容であり、十月からは介護報酬に組み込むとされ新たな利用料負担が発生する。また、政府はテクノロジー機器の導入と引換えに職員の配置基準を引き下げようとしている。行き届いた介護を実現するためには人員配置基準の引上げも必要である。さらに、コロナ感染症対策強化として、検査・ワクチン体制の整備、在宅・施設での陽性者・クラスター対応への支援、事業所に対する公費による減収補填などが求められる。
 ついては、次記事項を措置されたい。
一 介護保険の利用に新たな困難をもたらす利用料の引上げ、要介護一、二の生活援助などの保険外し、ケアプランの有料化、貸与の福祉用具を購入に変更するなどの見直しを行わないこと。
二 全額公費により、全ての介護従事者の給与を全産業平均水準まで早急に引き上げること。介護従事者を大幅に増やし、一人夜勤の解消、人員配置基準の引上げを行うこと。
三 利用者が安心して介護を受けることができ、介護事業所・従事者が不安なく介護を提供できるよう、新型コロナウイルス感染症対策を強化すること。
四 介護保険料、利用料、食費・居住費などの負担軽減、介護報酬の改善など、介護保険制度の抜本的な見直しを行うこと。介護保険財政における国庫負担の割合を大幅に引き上げること。
受理件数(計) 22件
署名者通数(計) 106,359名
付託委員会 厚生労働委員会
結果/年月日 審査未了
紹介議員一覧 受理番号 205号 宮本 徹君
受理番号 257号 赤嶺 政賢君
受理番号 258号 笠井 亮君
受理番号 259号 穀田 恵二君
受理番号 260号 志位 和夫君
受理番号 261号 塩川 鉄也君
受理番号 262号 田村 貴昭君
受理番号 263号 高橋 千鶴子君
受理番号 264号 宮本 岳志君
受理番号 265号 宮本 徹君
受理番号 266号 本村 伸子君
受理番号 338号 小川 淳也君
受理番号 417号 赤嶺 政賢君
受理番号 418号 笠井 亮君
受理番号 419号 穀田 恵二君
受理番号 420号 志位 和夫君
受理番号 421号 塩川 鉄也君
受理番号 422号 田村 貴昭君
受理番号 423号 高橋 千鶴子君
受理番号 424号 宮本 岳志君
受理番号 425号 宮本 徹君
受理番号 426号 本村 伸子君
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