請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 211 |
| 新件番号 | 43 |
| 請願件名 | コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策に関する請願 |
| 請願要旨 |
新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少から二〇二〇年産米は過大な流通在庫が生まれたが、政府が有効な手だてを取らなかったために市場価格は大暴落した。感染拡大による更なる消費減少と相まって、米価の下落が危惧されている。コロナ禍の需要減少による過剰在庫分は、国が責任を持って市場隔離すべきであり、緊急買入れなどの特別な隔離対策が必要である。さらに、国内需給には必要がないミニマムアクセス米は毎年七十七万トンも輸入されており、国内消費量は減少したにもかかわらず一切見直しされていない。国内産米優先の米政策に転換することが必要である。また、コロナ禍に全国各地で取り組まれている食料支援には、収入減で食べたくても食べられない方が多数訪れ、米を始めとする食料配布が歓迎されている。行き場を失った農産物を政府の責任で買い取り、困窮する国民に提供することが求められている。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 コロナ禍の需要減少による過剰在庫を政府が緊急に買い入れ、米の需給環境を改善し、米価下落に歯止めをかけること。 二 政府が買い上げた米をコロナ禍などによる生活困難者、学生などへの食料支援で活用すること。 三 国内消費に必要のない外国産米（ミニマムアクセス米）の輸入は、当面、国産米の需給状況に応じて輸入数量を調整すること。 |
| 受理件数（計） | 1件 |
| 署名者通数（計） | 10名 |
| 付託委員会 | 農林水産委員会 |
| 結果／年月日 | 審査未了 |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 43号 田村 貴昭君 |