請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 211 |
新件番号 | 134 |
請願件名 | 設置基準を生かし特別支援学校の教室不足解消を求めることに関する請願 |
請願要旨 |
全国的に特別支援学校の児童生徒は増加しているが、学校数は不十分である。多くの特別支援学校では、教室を確保するために一つの教室をカーテンやつい立てで仕切って二つの教室として使ったり、調理室や音楽室などの特別教室を転用したりしている。仕切った教室はとても狭い上に、隣のクラスの授業の声や音が筒抜けで落ち着いた授業にならない。特別支援学校の子供たちは、長年にわたって劣悪な教育条件の下で様々な我慢を強いられている。このような事態を生み出した原因が、特別支援学校の設置基準がないことだとして父母・保護者・教職員・関係者が声を上げ運動をし続けてきた結果、二〇二一年九月二十四日に「特別支援学校設置基準」が制定された。この設置基準制定の趣旨には「特別支援学校の教育環境を改善する」と記されており、国や自治体には特別支援学校の劣悪な教育条件を改善する責務がある。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 設置基準制定の目的である、特別支援学校の教室不足解消と教育環境の改善を直ちに実現するための学校新設が進むよう、次のことを行うこと。 1 自治体が学校新設を促進するために、特別支援学校設置に関わる国庫補助率を早急に三分の二に引き上げるなどの予算措置をすること。 2 各自治体が、特別支援学校の教室不足解消のための集中取組計画の策定を確実に行い、着実に実行できるよう支援すること。 二 制定された「特別支援学校設置基準」をより実効性あるものとするために、次の内容を規定した設置基準になるよう早急に見直しを図ること。 1 在籍する児童・生徒数の上限を一校につき百五十人以下とすること。 2 通学時間の上限について、家庭から学校までを一時間以内と規定すること。 3 必要な特別教室の種類や数を明記すること。 4 既存校の基準適用を努力義務にせず、設置基準への適用期限を明示すること。 |
受理件数(計) | 45件 |
署名者通数(計) | 28,328名 |
付託委員会 | 文部科学委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 134号 佐藤 公治君 受理番号 182号 青山 大人君 受理番号 183号 赤嶺 政賢君 受理番号 184号 鎌田 さゆり君 受理番号 185号 菊田 真紀子君 受理番号 186号 田村 貴昭君 受理番号 187号 寺田 学君 受理番号 188号 宮本 徹君 受理番号 189号 笠 浩史君 受理番号 207号 神谷 裕君 受理番号 208号 馬淵 澄夫君 受理番号 223号 志位 和夫君 受理番号 224号 重徳 和彦君 受理番号 225号 田中 健君 受理番号 226号 湯原 俊二君 受理番号 249号 白石 洋一君 受理番号 257号 山岸 一生君 受理番号 341号 山田 勝彦君 受理番号 494号 神津 たけし君 受理番号 513号 赤嶺 政賢君 受理番号 514号 新垣 邦男君 受理番号 515号 笠井 亮君 受理番号 516号 穀田 恵二君 受理番号 517号 志位 和夫君 受理番号 518号 塩川 鉄也君 受理番号 519号 田村 貴昭君 受理番号 520号 高橋 千鶴子君 受理番号 521号 宮本 岳志君 受理番号 522号 宮本 徹君 受理番号 523号 本村 伸子君 受理番号 593号 岡本 あき子君 受理番号 697号 中川 正春君 受理番号 869号 吉田 統彦君 受理番号 901号 笠井 亮君 受理番号 914号 斎藤 アレックス君 受理番号 915号 山崎 誠君 受理番号 926号 小熊 慎司君 受理番号 938号 逢坂 誠二君 受理番号 1367号 宮本 岳志君 受理番号 1888号 穀田 恵二君 受理番号 2121号 本村 伸子君 受理番号 2439号 塩川 鉄也君 受理番号 2736号 高橋 千鶴子君 受理番号 2943号 小川 淳也君 受理番号 3119号 末松 義規君 |