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請願情報


請願名「国籍選択制度の廃止に関する請願」の情報
項目 内容
国会回次 211
新件番号 242
請願件名 国籍選択制度の廃止に関する請願
請願要旨  一九八五年に施行された国籍法では、外国人父と日本人母の間に生まれた子供たちも日本国籍取得ができるようになった。しかし、この時に導入された「国籍選択制度」により、父と母の二つの国籍を持つ子供たちや、父母が日本人でも出生地の国籍と日本国籍を同時に持つ子供たちは、二十二歳になるまでに国籍選択を義務づけられた。この子供たちが日本国籍を保持するためには、外国籍を離脱するか、又は外国籍を放棄する旨の「国籍選択届」を定められた期間内に提出しなければならない。選択制度は、子供に父母の一方を選ばせるに等しく、多大な負担や苦痛を与えている。また、この制度により、日本の国際化に貢献できる有為の人材が日本国籍を失うのは、少子高齢化社会の現状を考えても日本にとって大きな損失である。一方、一九九七年にヨーロッパでは、出生により異なる国籍を取得した子供には、権利として当然に重国籍を容認するヨーロッパ国籍条約が採択された。国と国の距離が短くなり往来が自由になった時代に、現行国籍法の「国籍唯一の原則」は現実にそぐわなくなっている。
 ついては、国籍選択制度を廃止されたい。
受理件数(計) 7件
署名者通数(計) 399名
付託委員会 法務委員会
結果/年月日 審査未了
紹介議員一覧 受理番号 242号 西村 智奈美君
受理番号 251号 小川 淳也君
受理番号 252号 柚木 道義君
受理番号 268号 荒井 優君
受理番号 334号 近藤 昭一君
受理番号 574号 枝野 幸男君
受理番号 683号 中川 正春君
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