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請願情報


請願名「国の責任による二十人学級を展望した少人数学級の実施、教職員定数増、教育無償化、教育条件の改善に関する請願」の情報
項目 内容
国会回次 211
新件番号 410
請願件名 国の責任による二十人学級を展望した少人数学級の実施、教職員定数増、教育無償化、教育条件の改善に関する請願
請願要旨  義務標準法の改正によって国の責任による小学校三十五人以下学級が約四十年ぶりに前進し、全国各地で小・中学校での三十五人以下学級が更に前進しているが、OECD平均である二十人程度の学級に比べ学級規模が大き過ぎる。また、教師不足の問題が全国に広がっている。学校現場では病気休職や産休・育休などの代替教職員が見つからず、ほかの教職員や管理職が授業等を行う事態が数か月、場合によっては一年間続くなど深刻な実態がある。国は教職員定数の削減を毎年続けており、教師不足問題の改善に逆行している。
 ついては、次記事項を措置されたい。
一 子供たちの命と健康を守るとともに学ぶ権利を保障するため教育予算をOECD諸国並みに計画的に増額し、行き届いた教育を実現するための教育条件整備を進めること。
二 国の責任で小・中学校、高等学校の二十人学級を展望した更なる少人数学級を進めること。特に、小学校全学年三十五人以下学級の五年計画を前倒しで実施し、また中学校、高等学校にも三十五人以下学級を実施すること。
三 義務・高校標準法を改正し抜本的に正規の教職員を増員すること。
四 義務教育費国庫負担制度を堅持し、国の負担率を二分の一に戻すこと。
五 新たな教職員定数改善計画を策定し、次の項目を入れること。
 1 養護教諭・栄養教諭(職員)・事務職員を全校配置し、複数配置の基準を引き下げること。
 2 複式学級を解消するために、定数を引き下げること。
 3 幼稚園や特別支援学級・学校の学級編制標準の引下げを進めること。
六 公立・私立共に豊かな環境の下で学べるよう、教育条件や施設の改善を進めること。
 1 策定された特別支援学校設置基準に基づく財政措置を充実させ、過大・過密を解消するため学校の新設や既存校への適用を進めること。
 2 学校の耐震化・老朽化対策を進めるとともに、洋式トイレやエアコンの普及を進めること。
七 教育費の保護者負担を軽減するとともに教育の無償化を進めること。
 1 高校・大学等の学費無償化と高校生・大学生等への給付奨学金制度の拡充を進めること。
 2 私学助成国庫補助の増額と就学支援金拡充で学費の公私間格差をなくすこと。
受理件数(計) 1件
署名者通数(計) 500名
付託委員会 文部科学委員会
結果/年月日 審査未了
紹介議員一覧 受理番号 410号 馬淵 澄夫君
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