請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 211 |
新件番号 | 487 |
請願件名 | 安全・安心で快適な公営住宅制度に関する請願 |
請願要旨 |
公営住宅は、低額所得者が集住化する救貧住宅化、高齢化率が五十%を超える限界団地化、外国籍の住民が多く入居する多文化共生などの課題を抱えている。健全なコミュニティが阻害され、自治活動に大きな困難をもたらしている。公営住宅の入居収入基準を見直し多様な世代が入居できるよう、一九九六年の公営住宅法改正以前の三十三%まで引き上げることを求める。また、コロナ危機において、失業や廃業に伴う住宅喪失者が大量に生まれた。こうした人々に厚生労働省は住宅確保給付金で対応したが、住まいの確保に応えられていない。一方、公営住宅の応募倍率は都市部を中心に高い率を示し、住宅に困窮する国民の要望に応えられていない。さらに、公営住宅は、一九七〇年前後に供給されたものが多く建物の老朽化が進み安全性が懸念されると同時に、バリアフリーを含めて在宅介護が可能な住まいになっていない。既存入居者の意見や要望を聞き取り、理解と納得の上、建て替え推進を求める。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 公営住宅の入居収入基準を見直し、引き上げること。 二 公営住宅を大量供給し、国民に住宅保障すること。 三 公営住宅の建て替えを促進し、健康で文化的な住宅にすること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 2,165名 |
付託委員会 | 国土交通委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 487号 小宮山 泰子君 |