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請願情報


請願名「ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者への支援と治療薬開発に関する請願」の情報
項目 内容
国会回次 211
新件番号 1805
請願件名 ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者への支援と治療薬開発に関する請願
請願要旨  ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者に対する医療費助成が平成三十年十二月から治療研究促進事業として開始された。令和三年四月より条件が緩和されたが、いまだ見込数と実績数が大きく乖離している。新しい条件も患者の実態に合っておらず、患者の多くは年に一度程度の入院を数年にわたり繰り返している。研究促進事業の趣旨は、予後が厳しい重度肝硬変の患者と、長期的に再発を繰り返す肝がんの患者の救済を目的にしているが、現在の条件では、短期的に通院・入院を繰り返す重症で予後が困難な患者が対象になり、長期的に発がんを繰り返す患者は制度から外れている。また、ウイルス性肝炎を長く患った重篤患者にとって経済的負担が厳しいものとなっている。B型肝炎はウイルスを排除できる薬がなく、肝炎ウイルスが排除されない限り、常に肝がん発症の危険から免れることができない。
 ついては、次記事項を措置されたい。
一 ウイルス性の肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の実態に鑑み、重病に日々苦しんでいる多くのウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者を早急に救済するよう検討し対処すること。
二 B型肝炎ウイルスを排除する治療薬の開発と実用化を一層促進すること。
受理件数(計) 30件
署名者通数(計) 24,811名
付託委員会 厚生労働委員会
結果/年月日 採択の上内閣送付 /令和5年 6月21日
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紹介議員一覧 受理番号 1805号 秋葉 賢也君
受理番号 1806号 池下 卓君
受理番号 1807号 上田 英俊君
受理番号 1808号 大岡 敏孝君
受理番号 1809号 塩崎 彰久君
受理番号 1810号 中野 洋昌君
受理番号 1811号 西村 智奈美君
受理番号 1812号 山井 和則君
受理番号 1813号 吉田 久美子君
受理番号 1907号 井坂 信彦君
受理番号 1908号 輿水 恵一君
受理番号 1909号 田中 和徳君
受理番号 1910号 仁木 博文君
受理番号 1911号 宮本 徹君
受理番号 2024号 菅 直人君
受理番号 2025号 野間 健君
受理番号 2161号 高村 正大君
受理番号 2162号 中島 克仁君
受理番号 2330号 阿部 知子君
受理番号 2331号 佐藤 英道君
受理番号 2332号 堀内 詔子君
受理番号 2470号 田村 憲久君
受理番号 2471号 早稲田 ゆき君
受理番号 2623号 上野 賢一郎君
受理番号 2624号 小川 淳也君
受理番号 2764号 遠藤 良太君
受理番号 2765号 田中 健君
受理番号 2766号 高橋 千鶴子君
受理番号 2974号 吉田 統彦君
受理番号 3060号 古屋 範子君
処理経過
(所管府省における処理要領)
一 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業については、令和三年度当初に制度の見直しを行ったところであるが、今後は、見直し後の助成実績等を踏まえて、必要な対応について検討してまいりたい。
二 B型肝炎ウイルスを排除する治療薬の開発と実用化については、肝炎対策の推進に関する基本的な指針(平成二十八年厚生労働省告示第二百七十八号)において、今後の取組の方針として、B型肝炎に対する医薬品や治療法の開発等を盛り込んでおり、「肝炎研究推進戦略」(令和四年五月二十日肝炎治療戦略会議策定)に基づき、B型肝炎の創薬実用化研究を推進している。
  これまでB型肝炎の創薬実用化研究において、B型肝炎ウイルスに係る持続感染モデルを用いた治療薬の開発及び新規経口薬を用いた治療法の開発が進められている。
  引き続き、こうした研究がB型肝炎に対する治療薬の開発や治療法の実用化に結び付くよう、B型肝炎の創薬実用化研究に対する支援を行ってまいりたい。
主な所管府省 厚生労働省
処理経過報告年月日 2023/12/12
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電話(代表)03-3581-5111
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