請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 212 |
| 新件番号 | 612 |
| 請願件名 | 学費負担の大幅軽減と私大助成の増額に関する請願 |
| 請願要旨 |
日本の私立大学（短期大学を含む）には多くの学生が学んでいる。しかし、私立大学の初年度納付金の平均額（二〇二二年度）は過去最高の百三十五万七千八十円となっており、学生や保護者は極めて重い教育費負担を強いられている。現在の大学等修学支援新制度（給付型奨学金・授業料等減免）の対象者は住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯の学生に限定され、授業料・入学金の減免額は最大でも九十六万円で、低所得層も多額の自己負担を強いられている。また、奨学金はほとんどが貸与で、所得に応じて返済する制度も有利子奨学金は対象外となっており、奨学金を返済できず破産し、保証人となった家族等も破産に追い込まれる事例も生じている。一方、政府は二〇一二年に国際人権規約の「高等教育の漸進的無償化」条項の受入れを決定しており、高等教育の無償化を進めていく責務を負っている。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 学費負担を軽減するための補助制度を創設すること。 二 大学等修学支援制度（授業料減免・給付型奨学金）の対象者と支援額を拡大し、どの大学どの学部で学ぶかにかかわらず公平に支援対象とすること。 三 希望者全員が無利子奨学金を受給できるようにすること。 四 奨学金の返済負担を軽減すること。 五 私立大学の経常的経費の二分の一を補助するよう、私大助成を大幅に増額すること。 |
| 受理件数（計） | 12件 |
| 署名者通数（計） | 83,683名 |
| 付託委員会 | 文部科学委員会 |
| 結果／年月日 | 審査未了 |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 612号 荒井 優君 受理番号 613号 梅谷 守君 受理番号 614号 菊田 真紀子君 受理番号 615号 北神 圭朗君 受理番号 616号 小寺 裕雄君 受理番号 617号 穀田 恵二君 受理番号 618号 白石 洋一君 受理番号 619号 徳永 久志君 受理番号 620号 西岡 秀子君 受理番号 621号 牧 義夫君 受理番号 622号 宮本 岳志君 受理番号 623号 吉川 元君 |