請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 213 |
新件番号 | 1114 |
請願件名 | 共謀罪法の廃止に関する請願 |
請願要旨 |
政府などは、二〇一七年通常国会の参議院本会議で極めて異例な中間報告という手段を用いて共謀罪法(改正組織犯罪処罰法)を成立させた。この暴挙に強く抗議する。共謀罪法は、二百七十七もの犯罪について法益侵害の危険性のない計画(共謀)を処罰しようとするものであり、刑法の原則を根本から破壊する憲法違反の悪法である。政府は、共謀罪をテロ等準備罪と呼びテロ対策に必要だと主張したが、共謀罪の対象となる犯罪のほとんどはテロと関係がなく、テロ対策の法制度は既に整備されている。共謀罪は処罰の対象をテロリストや暴力団に限定するものではなく一般市民・団体も対象としており、また、計画、準備行為、組織犯罪集団の定義は曖昧で、何が罪に当たり処罰対象となるのか知ることもできないため、市民の自由な言論・表現・行動に萎縮効果をもたらす。共謀罪法により、警察や検察の恣意的な判断で市民監視・言論弾圧の危険が現実化する。 ついては、共謀罪法(改正組織犯罪処罰法)を廃止されたい。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 14名 |
付託委員会 | 法務委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 1114号 志位 和夫君 |