請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 225 |
請願件名 | 大軍拡をやめ、暮らしと社会保障予算の大幅な拡充で公共を取り戻すことに関する請願 |
請願要旨 |
異常な物価高と円安が暮らしを直撃しているが、公共サービスの民営化や非正規雇用化が進み、男女賃金格差も拡大している。また、軍事費が過去最大となる中、所得に対する税と社会保険料の国民負担率は四六・八%にも上る一方で、大企業や富裕層には税を優遇し、大企業の内部留保は五百二十八兆円に膨れ上がっている。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 マイナンバーカードの強制につながらないよう、従来の健康保険証を残すこと。 二 介護、医療、保育、障害者福祉などケア労働者の賃金を全産業平均並みに引き上げること。人員配置基準を引き上げ、ケアの質を保障すること。 三 国民健康保険料や介護保険料を引き下げ、訪問介護の介護報酬を増額すること。介護利用料の負担増やケアプラン有料化の検討はやめ、食事代や部屋代などの自己負担を軽減すること。 四 女性の低年金・無年金を解消するため、最低保障年金制度をつくること。年金加入期間延長や支給開始年齢の先送りはしないこと。 五 住民サービス低下につながる業務の民営化をやめ、自治体の会計年度契約職員の待遇を正規職員並みに引き上げ、順次、正規職員化すること。 六 仕事と家族ケアなどを両立できるジェンダー平等の働き方へ、一日七時間、週三十五時間労働制とすること。そのための適用調査を行うこと。 七 性暴力被害の緊急公的相談の専門体制確立への予算を増額すること。DVなど様々な困難を抱える女性のための相談・自立支援センターの職員の待遇改善、宿泊施設などの拡充を進めること。 八 発がん性が指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)の基準値を見直し、環境汚染調査、住民血液検査を行い、米軍基地や産業廃棄物処理場など汚染源を特定し対策を強化すること。 |
受理件数(計) | 8件 |
署名者通数(計) | 60,000名 |
付託委員会 | 厚生労働委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 225号 赤嶺 政賢君 受理番号 226号 志位 和夫君 受理番号 227号 塩川 鉄也君 受理番号 228号 辰巳 孝太郎君 受理番号 229号 田村 貴昭君 受理番号 230号 田村 智子君 受理番号 231号 堀川 あきこ君 受理番号 232号 本村 伸子君 |