請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 445 |
請願件名 | 国産食料の増産、食料自給率向上、家族農業支援強化に関する請願 |
請願要旨 |
地球規模の気候変動やウクライナ戦争を背景にした世界的な食料危機は、食料の六割以上を世界の国々に依存する日本の食料政策の危うさを浮き彫りにした。また、米の在庫量が過去最低となり、市場価格の高騰や店頭から米がなくなるなどの異常事態が起こっているが、その原因は政府が主食である米の需給と価格への責任を放棄してきたことにある。稲作農家の平均所得が一万円(時給換算で十円)という状況下で米作りから撤退する農家が増え続けていることを考えれば、今後もこのような異常事態がしばしば起こると予想される。安全な食料を持続的に享受する権利を全ての国民に保障するためには、輸入に依存した食料政策を改め、食料自給率の向上に向けた実効性ある施策を行うことが必要である。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 良質な食料が安定的に供給され、かつ、国民一人一人がこれを入手できる実効性ある施策として、国内食料を増産し食料自給率の向上を図ること。とりわけ、改定食料・農業・農村基本法に基づく基本計画において食料自給率の目標と達成するための計画を明記し、農政の重点に据えること。 二 食料品を始めとする物価高騰で苦しむ人々への支援を強化すること。特に、セーフティーネットとしての食料支援制度や、生産者のなりわいを支え消費者にも恩恵をもたらす農家への所得補償制度を確立し、主食の米について政府が価格と需給に責任を持ち増産に転じること。 三 全国の自治体などの努力で広がる学校給食の無償化を後押しし、更に広がるよう支援を拡充すること。また、地元産の安全な農畜産物・食品を活用する施策を行うこと。 四 経済連携協定を見直すこと。特に、ミニマムアクセス(MA)米は即刻中止・見直すこと。 |
受理件数(計) | 27件 |
署名者通数(計) | 30,148名 |
付託委員会 | 農林水産委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 445号 赤嶺 政賢君 受理番号 446号 志位 和夫君 受理番号 447号 塩川 鉄也君 受理番号 448号 辰巳 孝太郎君 受理番号 449号 田村 貴昭君 受理番号 450号 田村 智子君 受理番号 451号 堀川 あきこ君 受理番号 452号 本村 伸子君 受理番号 453号 八幡 愛君 受理番号 508号 田村 貴昭君 受理番号 509号 長友 慎治君 受理番号 510号 西川 将人君 受理番号 511号 野間 健君 受理番号 512号 村岡 敏英君 受理番号 664号 長友 慎治君 受理番号 829号 岡田 華子君 受理番号 845号 神谷 裕君 受理番号 893号 赤嶺 政賢君 受理番号 894号 石川 香織君 受理番号 895号 志位 和夫君 受理番号 896号 塩川 鉄也君 受理番号 897号 辰巳 孝太郎君 受理番号 898号 田村 貴昭君 受理番号 899号 田村 智子君 受理番号 900号 堀川 あきこ君 受理番号 901号 本村 伸子君 受理番号 902号 渡辺 創君 |