請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 217 |
| 新件番号 | 1841 |
| 請願件名 | 二〇二四年度の障害福祉サービス等の報酬改定の即時撤回と再改定を求めることに関する請願 |
| 請願要旨 |
厚生労働省は二〇二四年、三年に一度の障害福祉サービス等の報酬改定を実施した。しかし、基本的な方向として「人材確保の必要性等を踏まえ、利用者が必要なサービスを受けられるよう、必要な処遇改善の水準の検討を含め、必要な対応を行うことが重要な課題」としているにもかかわらず、実際の改定は基本報酬の減額、成果主義の更なる強化、時間単価の導入など、各事業が存続の危機に陥りかねないものである。今でも脆弱な障害福祉現場をこれ以上後退させることは、現場の職員の労働条件を悪化させるだけでなく、支援を受けている障害者の処遇、人権保障にも直結する問題であり、納得できるものではない。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 今回の報酬改定に伴う影響調査を実施し、その上で、改定の即時撤回と再改定をすること。 二 障害者の生活と権利の向上とともに、職員の処遇・待遇の向上を保障する水準への引上げのため、基本報酬を大幅に改善すること。 三 生活介護への時間制の導入、就労Ａ型の生産性重視やＢ型の工賃評価など、成果主義に基づく加減算、収支差率を基準にする仕組みはやめること。 |
| 受理件数（計） | 3件 |
| 署名者通数（計） | 3,000名 |
| 付託委員会 | 厚生労働委員会 |
| 結果／年月日 | |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 1841号 長谷川 嘉一君 |