請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 219 |
| 新件番号 | 277 |
| 請願件名 | 職場でのあらゆる暴力とハラスメントをなくすためにILO第百九十号条約の批准を求めることに関する請願 |
| 請願要旨 |
二〇二一年六月、仕事の世界における暴力及びハラスメントの撤廃に関する条約が発効したが、日本政府は賛成したもののいまだに批准していない。二〇二四年十月には女性差別撤廃委員会から、労働施策総合推進法のパワーハラスメントに関する規制がジェンダー及び力関係に十分に対応していないなどと指摘、勧告されたほか、国内人権機関の設立も求められている。一方、国内では二〇二二年四月から労働施策総合推進法により全ての事業所でパワーハラスメント防止措置が義務化されたが、その後もハラスメント相談が増え続けたのは、現行の法律がいずれも事業主の防止措置義務にとどまり禁止規定や罰則がなく規制力が弱いためである。さらに、複合的に起こることの多いハラスメントへの防止措置がそれぞれ別の法律で規定されていて、被害者の救済やハラスメントの防止にはつながらない。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 日本政府は、ILO第百九十号条約「仕事の世界における暴力及びハラスメントの撤廃に関する条約」を批准すること。 二 右記条約の原則に基づき、全てのハラスメントと暴力を禁止する包括的ハラスメント及び暴力禁止法を制定し、罰則規定を設けること。 |
| 受理件数(計) | 1件 |
| 署名者通数(計) | 24名 |
| 付託委員会 | 外務委員会 |
| 結果/年月日 | |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 277号 赤嶺 政賢君 |

