請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 219 |
| 新件番号 | 341 |
| 請願件名 | 最低賃金全国一律制度の法改正を求めることに関する請願 |
| 請願要旨 |
最低賃金は二〇二四年の改定によって加重平均千五十五円となったが、最高額の東京都と最低額の県との差は二百十二円もある。最低生計費試算調査によると、八時間働いて人間らしく暮らせるためには全国どこでも月額二十四万円(時給千五百円)以上、特に物価高騰の下では月額二十五万円(時給千七百円)が必要との試算結果が出ている。現行の最低賃金法は、三要素(その地域の労働者の生計費と賃金、事業の支払い能力)を考慮した地域別最低賃金制度により最低賃金を決めているが、最低賃金の引上げを妨げる構造的な欠陥があることから、大幅な引上げのために全国一律最低賃金制度への法改正が必要である。また、最低賃金の引上げに当たっては、中小企業・小規模事業者への特別な支援策と財政措置を国の責任として法律に明記すべきである。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 全ての働く人に人間らしい生活を保障するため、最低賃金法を改正し、生計費原則に基づく全国一律最低賃金制度を実現すること。 二 最低賃金の引上げを円滑に実施するため、中小企業・小規模事業所への特別補助を行うとともに、原材料費と人件費が価格に適正に反映される仕組みを総合的に整備すること。 |
| 受理件数(計) | 2件 |
| 署名者通数(計) | 23名 |
| 付託委員会 | 厚生労働委員会 |
| 結果/年月日 | 審査未了 |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 341号 本村 伸子君 受理番号 689号 塩川 鉄也君 |

