請願情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国会回次 | 219 |
| 新件番号 | 342 |
| 請願件名 | 人権を保障する福祉職員の賃金と職員配置基準を引き上げることに関する請願 |
| 請願要旨 |
福祉職場は慢性的な職員不足により、利用者と職員双方の安全確保と人権保障が困難な状況になっている。また、福祉職員が働く環境は、休憩や有給休暇が取れず不払残業や持ち帰り残業があるなど労働基準法が守られていないため、仕事と子育て・家事の両立ができないほど長時間過密労働になっている。しかし、賃金水準は全産業平均より月額七万から八万円も低く、命を預かり人権を守る仕事をしているにもかかわらず社会的地位は低いままで、多くの職員は長く働くことに不安を抱えている。この状況を改善するためには、全国一律最低賃金制度の実現、又は公定価格の引上げが必要である。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 地域・雇用形態・労働時間に関係なく、全ての福祉職員に時間単価千七百円以上、フルタイムで年収三百万円以上の賃金を保障する制度をつくること。 二 利用者の処遇向上と、福祉職員の休憩・休暇・事務時間が保障できるように、職員配置基準を引き上げ、常勤職員を増やすこと。 |
| 受理件数(計) | 1件 |
| 署名者通数(計) | 5名 |
| 付託委員会 | 厚生労働委員会 |
| 結果/年月日 | 審査未了 |
| 紹介議員一覧 |
受理番号 342号 赤嶺 政賢君 |

