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第193回国会
法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願

【請願要旨と処理経過(所管省庁における処理要領)】
請願要旨

 法務局は、業務量に対して従事職員が不足し、業務の停滞、サービスの低下、職員の健康破壊など危機的状況に直面している。更生保護業務については、二〇〇八年六月に更生保護法が施行されたことに伴い、新規施策はもちろん保護観察業務も大幅な見直しが行われた。一連の改革によって業務量はふえ続け、組織や業務に生じたゆがみが拡大している。また、出入国管理業務においても、国際交流の活発化、海外旅行の増加などにより出入国者が増大し、入管業務は、外国人による不法就労問題や在留審査業務の増加などにより、著しく繁忙をきわめている。さらに少年院施設では、近年の少年非行の複雑化、凶悪・悪質化に伴う処遇困難な少年の増加により、職員の肉体的・精神的負担が増大している。一部の施設で夜間の複数指導体制が実施されているが、人員体制が全く整っていない。  ついては、法務局、更生保護官署、入国管理官署、少年院施設の定員を増員されたい。

処理経過(所管省庁における処理要領)
【主な所管省庁:法務省】

 法務局、更生保護官署、地方入国管理官署及び少年院については、従来から事務及び定員配置の合理化を図るとともに、一方において増員等の措置を講じてきたところであるが、今後も法務行政に対する国民の負託に柔軟に応えられるよう、現下の厳しい行財政事情が許す範囲内で適正な措置を講ずるよう努力してまいりたい。

本請願の受理件数、付託委員会、紹介議員等は、請願情報をご覧ください。
第193回国会 1314 法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願(別ウインドウで表示)



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