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平成十三年十月十八日提出
質問第一七号

二〇〇一年十月十五日の大韓民国訪問における小泉内閣総理大臣の発言に関する質問主意書

提 出 者 原 陽子




二〇〇一年十月十五日の大韓民国訪問における小泉内閣総理大臣の発言に関する質問主意書


 小泉内閣総理大臣は、二〇〇一年十月十五日、大韓民国を訪問した。その際の発言は、一九九八年の日韓共同宣言を踏まえて、今後大韓民国と日本国が未来志向の両国関係を築く上で、極めて重要であると考える。

一 報道によると、小泉内閣総理大臣は、金大中大統領との会談に先立ち、西大門独立公園において「過去の歴史を踏まえながら、お互い反省しつつ二度と苦難の歴史を歩まないように協力していかなくてはならない」と発言したとされる。

 1 小泉内閣総理大臣がこの発言をしたのは事実か。
 2 発言が事実であれば、「お互い」とあるが、日本国は何を反省するのか、具体的に明らかにされたい。
 3 同じく「お互い」とあるが、大韓民国は何を反省すると日本政府は考えるのか、具体的に明らかにされたい。

二 同じく、西大門独立公園における発言において、日米両国は「戦ったあと、お互い戦いを反省しながら、見事な友好関係を築いた」と発言したとされている。

 1 このような発言をしたことは事実か。
 2 発言が事実であれば、日本は何を反省したのか、具体的に明らかにされたい。
 3 発言が事実であれば、米国は何を反省したと日本政府は考えるのか、具体的に明らかにされたい。

三 金大中大統領との会談の中で「歴史の専門家が日韓の立場を公正に判断できるような討議の場を作ることが重要」と発言したとのことである。

 具体的にどのような日程で、どのような場を設ける用意があるのか明らかにされたい。

四 同じく「戦没者に対する慰霊の気持ちを、内外の人々がわだかまりなく平和の祈りをささげられる、これを政府の中でどうするかということで、懇談会を立ち上げたいと思っている」と発言したとされている。

 いつ、どのような審議委員による懇談会が実施されるのか、その詳細を明らかにされたい。

 右質問する。



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