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平成十四年十月二十二日提出質問第二号
歯科用ハンドピースによる院内感染防止策に関する質問主意書
提出者 石井啓一
歯科用ハンドピースによる院内感染防止策に関する質問主意書
エイズ、肝炎等の感染症が大きな社会問題となっている。歯科における感染症対策の一環として、高速エアータービンハンドピース等(いわゆる歯科用ハンドピース)による院内感染防止策としては、社団法人日本歯科医師会が平成九年三月に作成した「一般歯科診療HIV感染予防対策Q&A」を参照するよう指導されているところである。しかし、感染対策に万全を期し不安を払拭するには、更なる対策が必要であると考えている。
そこで、以下質問する。
二 極めて例外として薬液による消毒を認める場合であっても、その際の空回転の時間十秒以上は、文献によると短すぎるのではないか。空回転の時間を改めて検討すべきであると考えるが、政府の見解を示されたい。
※参考文献
大阪大学論文(日本歯科保存学雑誌 第三十巻 第三号 昭和六十二年六月発行)
新潟大学論文(新潟歯学会雑誌 Vol24,No.2:245,1994)
四 感染予防対策に要する費用について、診療所における保険点数の配慮をはじめ、政府の支援を充実させるべきであると考えるが、政府の見解を示されたい。
右質問する。