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平成十八年十月十二日提出
質問第七二号

朝鮮半島エネルギー開発機構に対する日本の支援に関する質問主意書

提出者  滝  実




朝鮮半島エネルギー開発機構に対する日本の支援に関する質問主意書


一 米朝核合意枠組みに基づいて日本が約束した支援総額はいくらで、これまでの日本の支出額は毎年度いくらか。政府支出と国際協力銀行拠出について示していただきたい。
二 二〇〇二年一〇月初旬に米国のジェームス・ケリー国務次官補を代表とする北朝鮮訪問団に対し、北朝鮮側はウラン濃縮プログラムを進めていることを認めたうえ米朝核合意枠組みを無効とみなすと言明したと伝えられる事件があり、さらに二〇〇二年一二月プルトニュウム型施設の凍結解除を行い国際原子力機関査察官の国外退去措置をとった。このような情勢は日本政府も当然承知したはずであるから、この時点で朝鮮半島エネルギー開発機構に対する支援を見合わせるべきであったのに、そうしなかったのは何故か。
三 仮に二〇〇二年段階では情勢を見守るとの判断を選択したとしても二〇〇三年八月に第一回六カ国協議が開催され、その直後に北朝鮮は使用済み核燃料棒の再処理完了を表明しているのであるから遅くてもこの時点で朝鮮半島エネルギー開発機構に対する支援を凍結すべきであった。そうしなかったのは何故か。
四 朝鮮半島エネルギー開発機構に対する支援の凍結を日本は主張したことがあるのか。
五 北朝鮮は事実関係を積み重ねるたびに、米朝核合意枠組みを破棄していることを表明してきたにも拘わらず、日本は朝鮮半島エネルギー開発機構を支援してきた。北朝鮮に対する一方的な期待が今回の核実験につながったとの批判がある。このような批判をどう考えているのか。

 右質問する。



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