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平成十八年十一月二十四日提出
質問第一七七号

日朝交渉を担当した外務省幹部に対する当時の外務事務次官の認識に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




日朝交渉を担当した外務省幹部に対する当時の外務事務次官の認識に関する質問主意書


一 朝日新聞社コラムニストの船橋洋一氏の著書「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン 朝鮮半島第二次核危機」(朝日新聞社)の四十一〜四十二頁に、
 「二〇〇二年一月、野上は辞任し、駐インドネシア大使の竹内行夫が外務事務次官になった。
 引継ぎに当たって、野上は竹内にこの極秘案件を明かした。
 竹内は野上に言った。
 『田中均というのはハーメルンの笛吹のようなところがある。笛の音につられて、つれられていくと、川に落ちてしまうような怖さがある』
 『ハーメルンの笛吹き男』は、ドイツの昔話に出てくる笛を吹きながらネズミを川までおびき寄せて溺れ死にさせる男の話である。」
 という記述があることを外務省は承知しているか。
二 二〇〇二年一月以降、野上義二氏が船橋洋一氏の取材に応じたことがあるか。
三 二〇〇二年一月以降、一般職の国家公務員としての身分を有する期間に竹内行夫氏が船橋洋一氏の取材を受けたことがあるか。
四 事務次官の引継ぎの過程で、竹内行夫氏が野上義二氏に「田中均というのはハーメルンの笛吹のようなところがある。笛の音につられて、つれられていくと、川に落ちてしまうような怖さがある」との趣旨の発言をした事実があるか。
五 外務省はアジア大洋州局長、外務審議官として田中均氏が行った北朝鮮との交渉について懸念を有していたか。
六 外務省は「田中均というのはハーメルンの笛吹のようなところがある。笛の音につられて、つれられていくと、川に落ちてしまうような怖さがある」という評価をしているか。

 右質問する。



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