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平成二十年一月十八日提出質問第二号
国連の先住民族権利宣言を受けての我が国政府の取り組みに関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
国連の先住民族権利宣言を受けての我が国政府の取り組みに関する質問主意書
「政府答弁書」(内閣衆質一六八第三五六号)を踏まえ、以下質問する。
二 一で、明らかにしたことがあるのならば、それはいつどの様な形で明らかにしたのか説明されたい。
三 一の答弁で政府が「連絡」全てについて説明するのが困難であるというのなら、例えば直近にやり取りされた「連絡」を一つ取り上げ、具体例の一つとしてやり取りされた内容を明らかにされたい。
四 「政府答弁書」で政府は「政府としては、宣言に関する外部からの照会に対しては必要な説明を行ってきており、適切に対応しているものと考えている。」との答弁をしているが、「外部からの照会」とはどの様なものか。これまで「先住民族宣言」について具体的に外部のどの者または組織からどの様な照会があり、また政府はそれに対して具体的にどの様な対応をとったのか説明されたい。
五 一の答弁の様に、「連絡」の具体的内容並びに、第一四〇回国会衆議院内閣委員会における当時の貝谷俊男外務省総合外交政策局国際社会協力部人権難民課長の答弁にある「御相談」の内容について明確な答弁をせずに、何をもって政府は四の答弁の様に「適切に対応している」と考えるのか。
六 「先住民族宣言」の採択を受け、「先住民族宣言」の理念、趣旨を我が国において実現させるべく、政府としてどの様な取り組みをしているのか、そしてその取り組みの進捗状況はどうなっているのか、改めて説明されたい。
右質問する。