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平成二十年一月三十一日提出
質問第四三号

一般肝炎患者への対策等に関する質問主意書

提出者  山井和則




一般肝炎患者への対策等に関する質問主意書


一 インターフェロン治療を受けている肝炎患者は現在、約五万人である。舛添厚生労働大臣は、いま政府が予定している二〇〇八年度からの一万円、三万円、五万円の肝炎患者に対するインターフェロン医療費助成が行われれば、「十万人の肝炎患者が、インターフェロン治療を受けるようになる」と発言している。その根拠となる計算式等をお教えいただきたい。
二 国内に約三五〇万人と推定されると言われる肝炎患者のうち、治療が必要な患者は何人か。そのうちインターフェロン治療が効く患者はおおよそ何人か。効かない患者はおおよそ何人か。
三 フィブリノゲン製剤を投与された患者全員への告知状況について、舛添厚生労働大臣は一月二十九日、衆議院予算委員会で「二月の半ばぐらいまでにはきちんと数字を出して公表したい」と答弁した。
 厚生労働省は、今日までにフィブリノゲン製剤納入七〇〇〇医療機関が自主的に同製剤投与を告知した肝炎患者で、薬害肝炎救済法の救済対象として認定を受けるべく裁判所に提訴した人数を、把握しているか。把握している場合、何名か。
四 田辺三菱製薬が行っているフィブリノゲン製剤投与四一八症例リストの患者特定作業において、特定された肝炎患者で、薬害肝炎救済法の救済対象として認定を受けるべく裁判所に提訴した人数を、把握しているか。把握している場合、何名か。
五 薬害肝炎救済法では、国は薬害肝炎の責任を認めたが、なぜこのような薬害が引き起こされたか、未だ真相が究明されていない。これからどのように真相究明を行うか。
六 全死因のうち、肝硬変、肝臓がんによって死に至った割合が、世界において日本より高い国はあるか。ある場合、それはどこか。
七 日本人の死因として、肝硬変、肝がんの割合が非常に高いのは、なぜか。

 右質問する。



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