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平成二十年四月二十一日提出
質問第三一四号

物価高騰を「しょうがない」とした内閣総理大臣の発言に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




物価高騰を「しょうがない」とした内閣総理大臣の発言に関する質問主意書


 国際的な原油価格高騰による国内でのガソリン、灯油販売価格の高騰、また同時に国際的な小麦価格高騰を受けたパンやうどん、ラーメン等の麺類等、国民生活に極めて密接に関わる諸物価が近年急激な上昇を見せている。右を踏まえ、以下質問する。

一 二〇〇七年から二〇〇八年にかけて、我が国の消費者物価指数はどの様に変化しているか説明されたい。
二 最近の物価上昇は、若者や高齢者等の低所得者層はもちろん、一般家庭にとっても特に大きな負担になっていると考えるが、政府として、かかる状況に対してどの様な対策をとっているのか説明されたい。
三 本年四月十二日、東京都内において福田康夫内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が開催された。その会において福田総理は記者の質問に対して「まあ物価が上がるとかね、しょうがないことはしょうがない。耐えて、工夫して、切り抜けていく。それが大事なんですよ」との発言(以下、「総理発言」という。)をしたと承知するが、確認を求める。
四 「総理発言」の真意を説明されたい。「総理発言」は、最近の物価高騰に対して、政府としては特段とるべき対応策はなく、国民はただそれに耐え、物価上昇が落ち着くのを待つしかないとの考えを披瀝したものか。
五 「総理発言」は適切か。物価高騰だけでなく、後期高齢者医療制度が本年四月から開始し、また国民年金保険料も毎年上昇し、国民が様々な負担増を強いられている今、「総理発言」は国民感情を全く理解せず、逆なでするものであると考えるが、福田総理の見解を示されたい。

 右質問する。



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