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平成二十年四月二十八日提出
質問第三三九号

北朝鮮による核兵器開発を巡る六カ国協議についての外務省幹部の見解に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




北朝鮮による核兵器開発を巡る六カ国協議についての外務省幹部の見解に関する質問主意書


一 本年四月二十四日付の読売新聞四面に、「『六カ国協議 交渉甘い』外務省幹部が苦言」との見出しで、外務省幹部の一人が、北朝鮮による核開発問題等に対応するために日本、米国、韓国、ロシア、中国、北朝鮮の六カ国でつくられた協議のための枠組み(以下、「六カ国協議」という。)について、我が国の「六カ国協議」における交渉は甘く、現在「六カ国協議」が停滞している原因となっている旨の発言(以下、「発言」という。)をしたと書かれた記事(以下、「読売記事」という。)が掲載されているが、外務省は「読売記事」を承知しているか。
二 「発言」をした外務省幹部とは誰か明らかにされたい。
三 二〇〇五年七月に北朝鮮が核兵器の開発を明らかにしてから、同年九月の「六カ国協議」の共同声明で、北朝鮮による核計画の放棄並びにそれへの見返りとして五カ国による北朝鮮支援という枠組みが確立され、その後二〇〇七年二月に「初期段階の措置」、同年十月に「第二段階の措置」をとることについてそれぞれ合意に達した。しかし、二〇〇七年中に北朝鮮による核施設無能力化と完全な核計画申告を行うとした「第二段階の措置」は、現時点でも未だなされていないが、政府、特に外務省として、右の理由につきどの様な認識を有しているか。「発言」にある様に、「六カ国協議」における交渉が甘かったことが原因であると政府、特に外務省は認識しているか。
四 「発言」に対する政府、特に外務省の見解如何。
五 「六カ国協議」並びに北朝鮮による核開発に対して、政府部内できちんとした連携はとられているか。「発言」は、政府、特に外務省における足並みの乱れを現すものか。

 右質問する。



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