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平成二十年五月二日提出
質問第三五〇号

後期高齢者医療制度の問題点の点検並びに実態調査に関する質問主意書

提出者  江田憲司




後期高齢者医療制度の問題点の点検並びに実態調査に関する質問主意書


 福田康夫内閣総理大臣は、四月三十日の記者会見で、後期高齢者医療制度について、次回の年金天引きが行われる六月十三日までに制度の問題点を集中的に点検し、緊急対策をまとめる考えを表明した。また、舛添要一厚生労働大臣も同日の記者会見で、後期高齢者医療制度の保険料に関する実態調査を次回の年金天引きまでに行う方針を明らかにした。よって、以下質問する。

一 政府は現時点で、後期高齢者医療制度の問題点が何であると認識しているか。
二 実態調査を行うとのことだが、その対象、調査項目は何か。国民に広く周知し、この制度への理解を深めるためにも、具体的に明らかにされたい。
三 二の実態調査には、以下の項目が含まれるか否かを明らかにされたい。
 @ 本年四月から、全国で年金から保険料を天引きされた被保険者数とその保険料総額。
 A 本来徴収すべき保険料よりも、過大な保険料を年金から天引きしてしまった件数と過大徴収された保険料総額。その要因。
 B 本来の保険料よりも、過少な保険料を年金から天引きしてしまった件数と不足した保険料総額。その要因。
 C 本年四月からの年金天引きが間に合わなかった自治体数と全体に占める割合。その要因。
 D 新制度導入による保険料と、それまでの国民健康保険料との自治体毎の増減。その額。
 E 保険料の負担軽減措置として、公費を投入している広域連合とその投入額。
 F 国民年金のみで生活をしている後期高齢者世帯が負担する保険料の全国平均額と従前の国民健康保険料のそれとの比較。
 G 後期高齢者医療制度の保険証が被保険者本人に届いていない事例数と対処状況。その要因。

 右質問する。



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