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平成二十年六月六日提出
質問第四八七号

二〇〇八年六月三日の福田康夫内閣総理大臣とアフマディネジャド・イラン大統領との首脳会談並びにイランの潜在的脅威に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




二〇〇八年六月三日の福田康夫内閣総理大臣とアフマディネジャド・イラン大統領との首脳会談並びにイランの潜在的脅威に関する質問主意書


一 本年六月三日、ローマでの食糧サミットに出席した福田康夫内閣総理大臣は同サミットの会場において、イラン側からの呼びかけにより同国のアフマディネジャド大統領と会談(以下、「会談」という。)を行ったと承知するが、「会談」はどちらから呼びかけたものか。
二 我が国が「会談」をすることにしたのはなぜか。
三 「会談」では具体的にどの様なことが話し合われたか。詳細に説明されたい。
四 「会談」において、昨年十月にイランで誘拐された大学生の中村聡志さんの件について、福田総理よりアフマディネジャド大統領に対して、早期救出の要請はなされたか。
五 「会談」に対する政府の評価如何。「会談」により、我が国として何か得るものはあったか。
六 アフマディネジャド大統領は本年六月二日、イラン国内において、外国からの招待客らとの会談の席でイスラエルについて「遅かれ早かれ地図から消滅するだろう」と述べたと報じられているが、政府は右のアフマディネジャド大統領の発言について承知しているか。
七 六のアフマディネジャド大統領の発言に対する政府の評価如何。政府として、六の発言は容認できるものか。
八 「会談」においてアフマディネジャド大統領は、同国におけるウラン濃縮活動の停止を福田総理が呼びかけたことに対して「(停止は)できない。どうしてやらねばならないのか」と拒否したと報じられている。二〇〇六年六月十三日の政府答弁書(内閣衆質一六四第三〇一号)で政府は「我が国とイランの二国間関係を始めとする国際情勢等を含め総合的に判断して、現時点において、イランを脅威又は潜在的脅威とは認識していない。」と答弁しているが、右と六におけるアフマディネジャド大統領の発言を踏まえ、現時点で政府は、イランを脅威又は潜在的脅威として認識しているか否かを明らかにされたい。

 右質問する。



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