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平成二十年十月十五日提出質問第一一四号
新たな交通需要推計等に関する質問主意書
提出者 馬淵澄夫
新たな交通需要推計等に関する質問主意書
一 平成二十年十月八日、衆議院予算委員会において、金子国土交通大臣は、「予算編成に必要なマクロについては、申し上げましたように、十一月中に必ず公表させていただく」と答弁している。ここで「予算編成に必要なマクロ」とは具体的に何を意味するのか。
二 同日の予算委員会において、同大臣は、「その後、個別の、ミクロのものは、今度は予算策定と、財務と個別にやっていきますので、これは少しずれ込むことになると思います。しかし、予算編成・・・それは、二月、三月までかかると思います。」と答弁している。ここで「二月、三月までかかる」「ミクロのもの」とは何を意味するのか。
三 道路特定財源等に関する基本方針(平成二十年五月十三日閣議決定)における最新の需要推計(以下、最新の需要推計と言う。)に基づく将来OD表、路線別の配分交通量及び費用便益比はそれぞれいつまでに公表されるのか。
四 同基本方針における五年に短縮された道路の中期計画はいつまでに策定されるのか。
五 国土交通省自動車輸送統計月報では平成二十年十月十四日現在、平成二十年一月までの自動車保有台数並びに貨物及び旅客輸送量等の実績が公表されているが、最新の需要推計には、これらについていつまでの実績値が反映されるのか。
六 平成十四年十一月推計及び平成十八年度将来交通需要推計に関する検討業務における推計においては、将来交通需要は走行台キロで示されたが、最新の需要推計でも同様か。
七 道路の将来交通需要推計に関する検討会の第二回検討会配付資料「検討会の目的と検討内容」において、検討項目について「最新のデータ等を踏まえた新たな将来交通需要推計モデルの構築」が挙げられているが、検討項目の検討完了については検討会の了承を要するのか。また、最終的には答申という形で検討結果が報告されるのか。
右質問する。