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平成二十年十月二十二日提出質問第一四七号
酪農業の現状に対する政府の認識等に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
酪農業の現状に対する政府の認識等に関する質問主意書
一 安心、安全な食の確保、国民の健康増進等、我が国において酪農業が果たしている役割、我が国における酪農業の価値等について、政府としてどの様な認識を有しているか。
二 新聞やテレビ等の各報道によると、本年当初五%程度であった酪農経営者の離農率が、本年十月には七%までに上昇しているとのことであるが、酪農業における離農率の現状を、政府、特に農林水産省は把握しているか。
三 ここ数ヶ月は下落傾向にあるが、世界的な原油価格、飼料等の原材料価格の高騰等により、酪農経営者は大変苦しい経営を強いられている。政府、特に農水省として、右に対してどの様な支援策をとっているのか説明されたい。
四 乳業メーカーとホクレン等の各都道府県の牛乳生産者団体との交渉の結果、関東地方では来年三月より、牛乳一キログラムあたり十円乳価を上げることが決定されたが、北海道地方では、まだ交渉は妥結していないものと承知する。政府、特に農水省は、今回の乳価交渉にどの様な役割を果たしたか。乳業メーカーと生産者団体との間に入り、交渉をまとめるべく調整する等、十分な協力をしたか。
右質問する。