質問本文情報
平成二十年十二月十九日提出質問第三六七号
ミャンマーで起きた邦人殺害事件の真相究明に向けた政府の姿勢及び認識に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
ミャンマーで起きた邦人殺害事件の真相究明に向けた政府の姿勢及び認識に関する再質問主意書
「前回答弁書」(内閣衆質一七〇第三〇五号)を踏まえ、再質問する。
二 人道の定義如何。
三 「事件」により邦人の生命が奪われたことは人道に関わる案件であるか。政府の見解如何。
四 「事件」発生後にも、政府はミャンマーに対して新規経済協力を行っていることに関し、政府がこれまでの答弁書で「対ミャンマー経済協力については、御指摘の案件等を含め、ミャンマー国民に直接利益をもたらす人道案件等に限定して実施しているところである。」と答弁していることに対し、「事件」も非武装の一民間人である邦人が殺害されるという、まさに人道問題に係る案件であり、それが解決されていないのに新規経済協力を行うというのは道理に合わないのではないか、同じく人道案件である「事件」の最終的解決がなされてから、人道案件等の経済協力を行うべきではないのかと前回質問主意書で問うたところ、「前回答弁書」では「対ミャンマー経済協力については、ミャンマー国民に直接利益をもたらす人道案件等に限定して実施しているところである。」と、何ら当方の質問に答えた答弁がなされていない。三で、政府として「事件」により邦人の生命が奪われたことが人道に関わる案件であると考えているのなら、人道案件等に限定した対ミャンマー経済協力のみを優先するのではなく、「事件」の解決を人道支援等に限定した対ミャンマー経済協力を行う前提とすべきではないのか。明確な答弁を求める。
右質問する。