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平成二十一年十二月二日提出
質問第一六六号

温室効果ガス削減の中期目標及びCOP15への対応に関する質問主意書

提出者  小野寺五典




温室効果ガス削減の中期目標及びCOP15への対応に関する質問主意書


 鳩山内閣総理大臣は、国連気候変動首脳級会合の開会式において演説を行い、我が国の温室効果ガス削減の中期目標を「一九九〇年比で言えば二〇二〇年までに二十五パーセント削減を目指します」と世界に向かって表明した。しかし、中期目標の数値についての国内合意は得られておらず、目標を達成するための道筋も明確でない。
 また、いよいよ、間もなくデンマークのコペンハーゲンにて気候変動枠組条約第十五回締約国会議(COP15)が開催される。京都議定書に続く次期枠組みについて合意を目指すこととなっているが、依然として先進国と途上国の立場はかけ離れている。
 このことを踏まえ、以下のとおり質問する。

一 「二十五パーセント」という削減数値目標の合理的な根拠について、政府の見解如何。
二 二十五パーセント削減について、政府は国民に対し、どのように説明責任を果たすつもりか。
三 政府の削減目標においては、国民負担はどのくらいになるのか。具体的数値を挙げて説明されたい。
四 政府の削減目標のうち国内のみの削減、いわゆる「真水」部分はどのくらいになるか。
五 COP15の交渉における、我が国が目指すべき具体的成果とは何か。政府の見解如何。
六 COP15の交渉において、先進国と途上国との溝を埋めるため、我が国は何をなすべきと考えるか。政府の見解如何。
七 COP15の交渉において、米国や中国などの主要排出国の次期枠組みへの参加を得るため、我が国として何をなすべきと考えるか。政府の認識如何。
八 仮に、「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意」が、COP15においてなされなかった場合、我が国の中期目標に再検討を加えることも想定されうるか。政府の認識如何。

 右質問する。



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