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平成二十一年十二月二日提出
質問第一六八号

現下の急激な円高、デフレ状況等に関する質問主意書

提出者  後藤田正純




現下の急激な円高、デフレ状況等に関する質問主意書


 わが国を取り巻く経済環境は鳩山内閣発足後、厳しさを増す一方である。十一月二十日に発表された政府の月例経済報告では、三年ぶりに「デフレ」を宣言。また、中東のドバイ発の新たな金融不安(ドバイショック)や円相場が十一月二十七日、一時約十四年ぶりに一ドル八十四円台に突入、急激な円高が進む等、二重苦、三重苦とも言うべき状況である。まさに『二番底』ならぬ、『鳩山不況』が現実味を帯びつつあると考える。
 よって、次の事項について質問する。

一 政府は、わが国経済の現状と今後の見通しについてどう考えているのか。特に、政策的な出口戦略を持たないまま「デフレ宣言」を行い、株安を招いている状況であるが、政府の見解如何。
二 急激な円高への対応としては、ドル安やユーロ安等、複数の要因が重なり合っていることから、日本が単独で解決できるものではない。よって、まずは日米間で対応を協議し、さらにはEUを含む緊密な連携等、政府は為替安定のための国際協調態勢を早急に構築すべきとの認識はあるか。また、認識があるのならば、その対策はどのようなものか。
三 政府は、現下の世界経済に関する国際会議をわが国のイニシアティブによって招集する考えはないのか。
四 円高への対処として、十四年前と同様に、いざとなれば為替介入も辞さずとの姿勢を鮮明にすべきだと考えるが、政府の見解を示されたい。

 右質問する。



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