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平成二十二年一月二十六日提出
質問第四四号

三陸縦貫自動車道事業に関する質問主意書

提出者  小野寺五典




三陸縦貫自動車道事業に関する質問主意書


 三陸沿岸地域は、高規格道路をはじめとした交通体系が整備されておらず、日常生活はもとより、あらゆる分野において自動車交通に依存せざるを得ない社会環境にあることから、産業・経済の発展、地域医療や社会福祉の充実など、道路の果たす役割は極めて大きい。
 また、救急救命活動や三次医療施設への搬送を行う命の道として、さらには近い将来極めて高い確率で発生するとされている宮城県沖地震、津波などの災害時には、既存の道路が各所で寸断され、救援や復旧に支障が生じることが確実視されるなど、防災上の観点からも、三陸縦貫自動車道の整備は緊急を要するところである。
 しかしながら、道路事業の削減方針により、新規路線の凍結、予算大幅削減が示され、地域住民の落胆は極めて大きいものがあり、整備の見通しと考え方について、国は十分な説明をすべきである。
 従って、次の事項について質問する。

一 三陸沿岸地域の実情から、三陸縦貫自動車道の早期全線完成が切望され、関係自治体のみならず多数の民間団体が早期整備実現の要望活動を熱心に行ってきたが、道路事業の削減方針により地域住民に不安が広まっている。関係自治体の議会から事業促進を求める意見書が提出されているが、これらの意見書や地域の声をどう捉えているか。
二 現在事業中である登米志津川道路、南三陸道路、本吉気仙沼道路および唐桑道路は、何年程度で供用する見通しかを示されたい。
三 未事業化区間である南三陸町歌津・気仙沼市大谷の区間、および気仙沼市・陸前高田市の区間については、何年程度で事業化し、供用を図る見通しかを示されたい。

 右質問する。



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