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平成二十二年二月九日提出
質問第九五号

宮城県仙南地域における道路整備に関する質問主意書

提出者  木村太郎




宮城県仙南地域における道路整備に関する質問主意書


 自由民主党は、去る一月二十七日、宮城県にて「ふるさと対話」を開き、広く国民・地域の声を聞いたところ、鳩山民主党政権による政策の急進な変更や重要な予算の廃止等により、現場では大混乱が起き、様々な問題が生じていることが判明した。
 その際、地域住民から、宮城県仙南地域においては、生活、産業、観光など、様々な観点から道路網の整備は必要不可欠であり、そのために国の支援が大事との意見が多く出された。
 従って、次の事項について質問する。

一 常磐道の整備計画の中で宮城県内に係る区間として、福島県境から山元インターチェンジまで、そして、山元インターチェンジから亘理インターチェンジまでの延長約二一・五キロが計画されている。
 山元インターチェンジから亘理インターチェンジ間は、平成二十一年九月十二日に開通しているが、福島県境から山元インターチェンジ間(約一〇キロ)、また、相馬インターチェンジから宮城県境間(約一三キロ)は、平成二十六年度供用予定となっており、更に、常磐富岡インターチェンジから相馬インターチェンジ間(四七・一キロ)は、平成二十三年度供用予定となっている。これらは予定通りに整備がなされ、宮城県内での平成二十六年度全線開通は必ず実現できるのか。また、常磐道の整備状況と今後の方向はどうなっているのか。
二 宮城県仙南地域における常磐道と東北道を結ぶ東西交通軸として、白石〜角田〜山元間を連絡する交流促進型広域道路の計画がある。宮城県では、当該地域の広域道路の整備として、国道一一三号郡山バイパスを平成十四年度に開通させ、常磐道「山元インターチェンジ」へのアクセス道路となる一般県道半田山下線についても、平成二十二年度の全線開通に向け、整備を進めている。また、丸森町からのアクセス性向上が期待される国道一一三号舘矢間バイパスについても、平成二十三年度の完成供用を目指し、整備を進めている。
 常磐道と東北縦貫自動車道とのアクセスについて、どう進めるのか。また、これらについての重要性を国はどう捉え、これらへの国費はどのくらい投入され、今後、国はどう支援していくのか。
三 宮城県から、福島県境部を通過し、山形県に至る東北中央自動車道が、福島県と山形県で計画整備されているが、その概要と整備状況はどうなっており、今後どう整備を進めるのか。
四 宮城県仙南地域における道路網の整備の重要性を国はどう捉え、今後どう整備をし、また、県などをどう支援していくのか。「コンクリートから人への経済」と鳩山内閣はスローガンを掲げており、平成二十二年度予算案でも、大幅に道路予算を削減しようとしているが、改めて国の見解を問う。

 右質問する。



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