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平成二十二年二月十日提出
質問第一〇二号

自閉症対策に関する質問主意書

提出者  馳  浩




自閉症対策に関する質問主意書


 自閉症の人への支援体制は、現状において、知的障害の有無・レベルによって、またはライフステージ(児童期、成人期、高齢期)によって分断されている。しかし、教育、福祉、雇用、医療などの側面から、あるべき援助を考えた場合、自閉症か、アスペルガー症候群か、あるいは高機能自閉症か、他に分類されない広汎性発達障害かというサブカテゴリー診断に拘泥するのは妥当ではない。
 そこで、次の事項について質問する。

一 いわゆる自閉症スペクトラム(カナーの提唱した自閉症に、アスペルガーの提唱したアスペルガー症候群、さらにはその周辺にあるどちらの定義も厳密に満たさない一群を加えた広い概念であって、社会性、コミュニケーション、想像力の三領域に障害があることで定義される)という概念を、自閉症の人たちへの支援の前提として取り入れ、その上で、自閉症スペクトラムに対する支援施策を一元化することが重要と考えるが政府の見解をお聞きしたい。
二 小中学校において、児童生徒に対して自閉症の有無などの実態調査を行っているのかお聞きしたい。
三 同じく小中学校において、自閉症の児童生徒に対しての個別指導計画を作成されているのかお聞きしたい。

 右質問する。



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