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平成二十二年二月二十三日提出
質問第一六〇号

橋の長寿命化の修繕計画に関する質問主意書

提出者  木村太郎




橋の長寿命化の修繕計画に関する質問主意書


 全国の約六十五万の道路橋を千八百二十九の自治体が管理している。その道路橋を、適切に維持管理し長持ちさせるため、長寿命化修繕計画を策定している地方自治体は、三十二府県市と道路橋を管理する自治体の一・七%に留まると、総務省が先般発表した。つまり、国民生活における安心・安全の観点から、橋の保全対策が不十分と考える。「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズを全面に打ち出す鳩山内閣では、社会資本の整備において、ますます国民に大きな不安を与えていくと危惧する。
 従って、次の事項について質問する。

一 総務省は右に述べた調査結果を、国土交通省に対し勧告したとのことだが、その内容はどのようになっているのか。
二 総務省は、計画を作って橋を長持ちさせれば、今後五十年間で十七兆四千億円のコスト縮減に繋がると試算を出しているが、その具体的な根拠はどのように積算され打ち出したのか。
三 架け替えの目安とされる築後五十年を超す橋は、全国にいくつあるのか。
四 地方自治体に計画の策定を促すため、具体的な目標年次とその策定自治体数の目標を掲げるべきではないか。
五 四に関連し、地方自治体に計画の策定を促すため、国はどのような取り組みをするのか。
六 五に関連し、平成二十二年度予算案では、どう反映されているのか。
七 国民生活の安心・安全な生活を確保する観点から、全国の橋の補修や修繕の際に、国から地方自治体への補助については、平成二十二年度予算案の中で、どのように反映され、そしてそれは十二分に対応される内容となっているのか。

 右質問する。



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