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平成二十二年三月五日提出質問第二一九号
内閣官房報償費に係る情報公開についての鳩山由紀夫内閣の方針に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
内閣官房報償費に係る情報公開についての鳩山由紀夫内閣の方針に関する質問主意書
本年三月四日、鳩山由紀夫内閣総理大臣は、内閣官房報償費(以下、「機密費」という。)の情報公開に関し、「これから官房長官としっかりやる。できるだけ透明性を持つ政治、政府を作るのが大事だ」と述べ、平野博文内閣官房長官に公開に向けた具体的方法を検討する様、指示したことを明らかにしたと報じられている。また鳩山総理は、「彼も『やる』と言っていた」と述べ、平野長官も同意しているとも、首相官邸で記者団に語ったと報じられている。更に鳩山総理は、同日の参議院予算委員会において、「より一層の透明化を図っていきたい」と、「機密費」の情報開示、情報の透明性確保に積極的な姿勢を示したとも言われている。右を踏まえ、質問する。
二 「機密費」について問うた当方の質問主意書に対する過去の政府答弁書(例えば内閣衆質一七四第五三号、五五号、九六号、一〇九号、一五二号)を見ても、「機密費」に係る更なる情報の開示、情報の透明性確保について、必ずしも平野長官は積極的ではないとも受け止められる内容の答弁がなされていた。前文で触れた様に、鳩山総理は「彼も『やる』と言っていた」と述べていたと報道されているが、平野長官として、「機密費」に関し、更なる情報の開示、情報の透明性確保に向けた、新たな仕組みに取り組む考えはあるか。
右質問する。