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平成二十二年三月十九日提出
質問第二八九号

漁業における救命胴衣着用率の向上に関する質問主意書

提出者  木村太郎




漁業における救命胴衣着用率の向上に関する質問主意書


 四方を海に囲まれる我が国は、国民の食生活において魚介類は欠かせないものであり、そのため水産漁業は重要な分野の一つである。一方、海難事故が度々発生しており、尊い人命が失われることは憂慮に絶えないことである。
 青森県では、昨年、県内沿岸漁業者の救命胴衣着用率の調査を行い、先般その結果をまとめた。それによると、着用率は三六・二%にとどまっていたことからも、一つの県のこととして捉えるのではなく、全国的な着用率向上に向けて取り組む必要性が極めて高いと考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 昨年一年間の国内における海難事故の発生状況は、どのようになっており、死亡者数はどのようになっているのか。
二 一に関連して、死亡者の内、救命胴衣を着用していなかった者の数はどのようになっているのか。
三 青森県で調査したことを、全国的に国が責任をもって調査をし、救命胴衣の着用実態を正確に把握すべきではないか。
四 救命胴衣着用率向上に向けて、国は漁業団体や海上保安部等と連携し、どのような対策を講じていくのか。またその対策は、平成二十二年度予算案の中では、どのように反映されているのか。
五 救命胴衣の着用率は、一〇〇%を目指すべきと考えるが、国としては着用率の目標をどのように定めているのか。

 右質問する。



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